・抗原検査の判定結果は発症（発熱）から12時間以内では陰性になることがあります。検査の結果が陰性の場合、翌日の検査をお勧めすることもあります

・当院では現時点で、新型コロナ感染症流行時下での“みなし陽性” は行っておりません（家族内でのインフルエンザ感染症、新型コロナ感染症の混在を明確にする目的もあります）

・インフルエンザ薬の予防投与について

インフルエンザ薬の予防投与は、原則として「インフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同生活者である下記の者を対象（薬剤の添付文書から引用）」になっております

１）高齢者（65歳以上）

２）慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者

３）代謝性疾患患者（糖尿病等）

４）腎機能障害患者

薬剤の安全性はある程度確認されておりますが、添付文書上にないご対象者への予防投与については、大きな副作用が出た場合、厚生労働省の「医薬品副作用被害救済制度」の対象とはならない可能性があります。まずはご相談下さい